優先順位と実行計画

コンプライアンス・事業継続

サポート切れ・要員の高齢化・監査対応・事業継続の4つの面から基幹システムを点検します。なぜ今システムを作り直す必要があるのかを、情報システム部門が社内に説明するための材料です。

サマリ

サポート切れ・要員リスクが大きい資産

373/ 596本

2026年7月4日 時点

サポートが終了しているか、扱える人が少ない言語で書かれています

扱える人が少ない言語

62.6%/ 596本

2026年7月4日 時点

COBOLやVB6を扱える人に頼っている割合です

仕様書がある割合

41.3%/ 596本

2026年7月4日 時点

350本は、何のために作ったかを書いた資料がありません

止まると全体に影響するプログラム

11他から多く呼ばれている現役30本のうち

2026年7月4日 時点

ここが止まると広い範囲が止まります

チェックリスト

  • 構成管理(正本の一元管理)

    本番モジュールのどれが正本か確定していません。重複した版があちこちに残っています。

  • 設計文書の整備

    仕様書があるのは41.3%です。中身が分からない処理が残っています。

  • EOL資産の把握

    サポートが終了しているか、扱える人が少ない言語に373本が依存しています。

  • 要員・スキル継承

    COBOLやVB6を扱える人に62.6%が依存しています。引き継ぐ人が足りません。

  • 影響範囲の可視化

    依存グラフを使えば、止めたときの影響を機械的に追えます。

  • 事業継続(単一障害点の把握)

    止まると影響が広いプログラムは特定済みです。二重化や分割を検討する必要があります。

EOL・サポート状況台帳(言語別)

言語・基盤本数サポート状況留意点
COBOL175稼働中(要員リスク大)メインフレームで動きます。COBOL技術者の高齢化と退職がいちばんの不安要素です。
VB6153サポート終了(EOL)開発環境も実行環境もメーカーのサポートが終了しています。扱える人もほとんどいません。
JCL28稼働中(要員リスク大)メインフレームのジョブ制御に使います。COBOLと同じく引き継ぐ人がいません。
VB6 Form17サポート終了(EOL)VB6と同じ状況です。OSを更新すると動かなくなる恐れがあります。
PL/SQL55版により延長サポートDBのサポート期限に合わせて上げていく必要があります。
VB.NET52延長サポート/EOL接近.NET Frameworkの世代です。新しい.NETへ移す計画が要ります。
C++12版依存コンパイラとライブラリの版を管理する必要があります。
Java40LTS管理長期サポート版に上げ続ける計画が要ります。
SQL Script33版依存DBのサポート期限に合わせます。
C#22サポート内新しい.NETに追随していけば維持できます。
Shell Script5OS依存OSのサポート期限に合わせます。
Windows Batch4OS依存OSのサポート期限に合わせます。

説明責任 — 領域別の文書整備率

仕様書が残っていない処理は、監査のとき・改修するとき・担当が代わるときに問題になります。仕様書の少ない領域から書き起こしていきます。

事業継続 — 単一障害点(SPOF)候補

多数のプログラムから呼ばれている現役プログラム(ハブ) は、障害が起きたときの影響が広い範囲に及びます。二重化・分割・監視の強化を優先します。

MS655B

マスタ管理

6

接続本数

NB602M

認証・権限

6

接続本数

MS188J

マスタ管理

5

接続本数

MS616

マスタ管理

5

接続本数

KN468S

検針管理

4

接続本数

KN621

検針管理

4

接続本数

この判定は 2026年7月4日 時点(資産評価PoC)の推定です。ご提供いただいた資料(ソースコード・DBデータ・2026年4〜5月の実行ログなど)の範囲で判断したもので、実際に動いているかどうかを確認したものではありません。 サポート切れと要員リスクの区分は、デモ用に一般的な条件で置いたものです。このページの数値は 2026年7月4日 時点の解析結果です。

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