経営ビュー
コンプライアンス・事業継続
EOL(サポート切れ)・要員高齢化・監査対応・BCP(事業継続)の観点で基幹システムを点検します。 「なぜ今モダナイゼーションが必要か」を情シスが説明するための棚卸しビューです。
サマリ
EOL/要員リスク大の資産
373本
サポート終了 or 希少スキル依存
希少スキル依存
62.6%
COBOL/VB6 等に依存する割合
仕様書 整備率
41.3%
350本は設計意図の文書なし
SPOF候補(現役ハブ)
11本
単一障害点になりうる集中点
統制チェックリスト
構成管理(正本の一元管理)
本番モジュールの正本が未確定。重複バージョンが散在。
設計文書の整備
仕様書整備率 41.3%。ブラックボックス化した処理が残る。
EOL資産の把握
サポート終了/要員リスク大の言語に 373 本が依存。
要員・スキル継承
COBOL/VB6 等の希少スキルに 62.6% が依存。継承者が不足。
影響範囲の可視化
依存グラフで停止影響を機械的に追跡できる状態にある。
事業継続(単一障害点の把握)
現役ハブ(SPOF候補)を特定済み。冗長化・分割の検討が必要。
EOL・サポート状況台帳(言語別)
| 言語・基盤 | 本数 | サポート状況 | 留意点 |
|---|---|---|---|
| COBOL | 175 | 稼働中(要員リスク大) | メインフレーム前提。COBOL技術者の高齢化・退職が最大の継続リスク。 |
| VB6 | 153 | サポート終了(EOL) | 開発環境・ランタイムともにメーカーサポート終了。要員も枯渇。 |
| JCL | 28 | 稼働中(要員リスク大) | メインフレームのジョブ制御。COBOLと一体で継承者不足。 |
| VB6 Form | 17 | サポート終了(EOL) | VB6 と同じ。OS更新で動作不能リスク。 |
| PL/SQL | 55 | 版により延長サポート | DB版のEOLに追随が必要。 |
| VB.NET | 52 | 延長サポート/EOL接近 | .NET Framework 世代。モダン .NET への移行計画が必要。 |
| C++ | 12 | 版依存 | コンパイラ・ライブラリの版管理が必要。 |
| Java | 40 | LTS管理 | LTS版の追随計画が必要。 |
| SQL Script | 33 | 版依存 | DB版に準ずる。 |
| C# | 22 | サポート内 | モダン .NET への追随で維持可能。 |
| Shell Script | 5 | OS依存 | OSのサポートに準ずる。 |
| Windows Batch | 4 | OS依存 | OSのサポートに準ずる。 |
説明責任 — 領域別の文書整備率
仕様書が残っていない処理は、監査・改修・要員交代のたびにリスクになります。整備率の低い領域から文書化を進めます。
事業継続 — 単一障害点(SPOF)候補
多数から呼ばれる現役ハブは、障害時の影響が広範囲に及びます。冗長化・分割・監視強化の優先対象です。
本判定は 2026年7月4日 時点(資産評価PoC)の推定です。ご提供いただいた資料(ソースコード・DBデータ・2026年4〜5月の実行ログ等)の範囲内の証拠に基づくもので、実際の稼働状況の確証を得たものではありません。 EOL・要員リスクの区分はデモ用の一般的な設定です。本ページの数値は 2026年7月4日 時点の解析結果に基づきます。